「3Dプリンターでクラフト」の
プラッコ工房です。
思いつくままに、クラフトやオブジェ、
グッズ、家具etcをカタチにして行きます。
「3Dプリンターとはこういうものだった。」
3Dプリンターを使い始めてひと月ほどした頃、
行きつけのたい焼き屋のカフェでアイデアを 練っていた。
ふっと目を上げた時に、棚に飾られていた小さな車が目に入った。
「これをプラモデル風に作って見ようかなあ」とお店のオーナーにつぶやたら、
「面白そう。この車、お貸しします。」
期待されてしまったからには、作るしかないよね。
それから一週間、覚えたてのFUSION360で作図し、意外とあっさり形になった。
実はそれが大きな誤算を招いてしまった。
あとちょっとの改良と思って、データを修正してすぐに形に出力していく。
3Dプリンターってすぐさま形になって便利だなあ。
初めはゆとりの心境だったのだが、問題点がすぐさま見つかりさあ修正、
というサイクルがノンストップで続いていってしまうのだ。
自分の意志というよりも
このソフトとハードの仕業によって、
つき動かされてしまっているかの様相と言えそうだ。
この「仕業」という言葉は、完成の暁には、
「お陰」に言い換えられるのだが・・・・
そして、気がつくとスクラップが山のようになった。
3Dプリンターの温度、スピードやらの設定調整などなど
トレーニングもしないままのぶっつけ本番のプリンター操作。
そして図面に立ち返っての修正。その繰り返し。
このツールとの一騎打ち?いつまで続くのか?
結局は、3ヶ月ほどが経ってしまっていた〜!!
そんなこんなで、3Dプリントのミニプラモ作品、出来ました!
思い切って、販売開始(近日発売)することにしましたので、
ご興味ありましたら、一つお試しに作ってみてください。
紹介が遅れましたが、このちっちゃな車のそもそもの作者は
陶芸家の小堤晶子さんです。車がくっついたカップなど、
ホッと楽しめる陶器で人気の方です。
作者名にちなみ、このモデルを、OZ-TAXI(オヅ・タクシー)としました。
「PLACCO」はさらに色々な、
作って楽しむクラフトづくりの素材オブジェを提供したいと思っています。